ストレージにProjectedボリュームを使用するようPodを設定する
このページでは、projected
(投影)ボリュームを使用して、既存の複数のボリュームソースを同一ディレクトリ内にマウントする方法を説明します。
現在、secret
、configMap
、downwardAPI
およびserviceAccountToken
ボリュームを投影できます。
備考:
serviceAccountToken
はボリュームタイプではありません。始める前に
Kubernetesクラスターが必要、かつそのクラスターと通信するためにkubectlコマンドラインツールが設定されている必要があります。 このチュートリアルは、コントロールプレーンのホストとして動作していない少なくとも2つのノードを持つクラスターで実行することをおすすめします。 まだクラスターがない場合、minikubeを使って作成するか、 以下のいずれかのKubernetesプレイグラウンドも使用できます:
バージョンを確認するには次のコマンドを実行してください:kubectl version
.ProjectedボリュームをPodに設定する
この課題では、ローカルファイルからユーザーネームおよびパスワードのSecretを作成します。
次に、単一のコンテナを実行するPodを作成し、projected
ボリュームを使用してそれぞれのSecretを同じ共有ディレクトリにマウントします。
以下にPodの設定ファイルを示します:
apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
name: test-projected-volume
spec:
containers:
- name: test-projected-volume
image: busybox
args:
- sleep
- "86400"
volumeMounts:
- name: all-in-one
mountPath: "/projected-volume"
readOnly: true
volumes:
- name: all-in-one
projected:
sources:
- secret:
name: user
- secret:
name: pass
Secretを作成します:
# ユーザーネームおよびパスワードを含むファイルを作成します: echo -n "admin" > ./username.txt echo -n "1f2d1e2e67df" > ./password.txt # これらのファイルからSecretを作成します: kubectl create secret generic user --from-file=./username.txt kubectl create secret generic pass --from-file=./password.txt
Podを作成します:
kubectl apply -f https://k8s.io/examples/pods/storage/projected.yaml
Pod内のコンテナが実行されていることを確認するため、Podの変更を監視します:
kubectl get --watch pod test-projected-volume
出力は次のようになります:
NAME READY STATUS RESTARTS AGE test-projected-volume 1/1 Running 0 14s
別の端末にて、実行中のコンテナへのシェルを取得します:
kubectl exec -it test-projected-volume -- /bin/sh
シェル内にて、投影されたソースを含む
projected-volume
ディレクトリが存在することを確認します:ls /projected-volume/
クリーンアップ
PodおよびSecretを削除します:
kubectl delete pod test-projected-volume
kubectl delete secret user pass
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ボリュームについてさらに学ぶ- all-in-oneボリュームのデザインドキュメントを読む
最終更新 September 17, 2023 at 8:28 PM PST: [ja] replaced {{< codenew ... >}} with {{% codenew ... %}} (#42211) (ff1985d92e)