ファイルから古いバージョンのAPIタイプのkubeadmの設定を読み込み、新しいバージョンの同等の設定オブジェクトを出力します。
概要
このコマンドは、古いバージョンの設定オブジェクトを、サポートされている最新のバージョンに変換します。 これはクラスターを何も触ることなく、CLIツール内に閉じています。 kubeadmのこのバージョンでは、次のAPIバージョンがサポートされています:
- kubeadm.k8s.io/v1beta3
さらに、kubeadmはバージョン"kubeadm.k8s.io/v1beta3"の設定しか出力できませんが、両方の種類を読むことができます。 このため、どのバージョンを--old-configパラメーターに渡したとしても、APIオブジェクトは読み込まれ、デシリアライズ、デフォルト化、変換、検証、再シリアライズされて、標準出力または--new-configで指定されたファイルに出力されます。
言い換えると、このコマンドの出力は、そのファイルを"kubeadm init"に渡した時にkubeadmが実際に内部で読むものとなります。
kubeadm config migrate [flags]
オプション
--allow-experimental-api | |
実験的な未リリースのAPIへの移行を許可します。 | |
-h, --help | |
migrateのヘルプ | |
--new-config string | |
新しいAPIバージョンを使用して得られた同等の内容のkubeadm設定ファイルのパス。この設定はオプションで、指定しない場合は標準出力に出力されます。 | |
--old-config string | |
古いAPIバージョンを使用している、変換対象のkubeadm設定ファイルのパス。このフラグは必須です。 |
親コマンドから継承されたオプション
--kubeconfig string デフォルト値: "/etc/kubernetes/admin.conf" | |
クラスターと通信する時に使用するkubeconfigファイル。フラグが設定されていない場合は、標準的な場所の中から既存のkubeconfigファイルが検索されます。 | |
--rootfs string | |
[実験的]'実際の'ホストのルートファイルシステムのパス。 |
最終更新 July 26, 2024 at 8:02 PM PST: [ja] Translate reference/setup-tools/kubeadm/kubeadm-config into Japanese (#46887) (0a5b1bec28)